血管年齢について

血管は、年齢を経るにつれて老化していきます。とくに、脂っこい食事を続けていたり、お酒を飲みすぎたり、適度な運動を定期的に行っていなかったりすると、動脈硬化などのリスクが高まり、虚血性心疾患や脳卒中などで命を落としてしまう原因ともなります。そのため、中高齢の方は定期的に医療機関を受診し、血管年齢を調べておくことが重要です。

血管検査はこのような方にお勧めです

  • 生活習慣病(高血圧、脂質異常症、糖尿病)にかかっている
  • 肥満傾向である
  • ストレスが多い
  • 運動不足である
  • 手足が冷える

血管年齢検査で
わかること

  • 血管の弾力性
  • 血管の詰まり具合
  • 動脈硬化のリスク
  • 血管の老化の度合い など

ABI検査

ABI検査は、足首の血圧と上腕の血圧を測定し、その比率をもとに動脈の狭窄や閉塞を把握する目的で行われます。下肢と上肢の血圧や脈の伝わる速度を算出することにより、血管年齢が分かるので、その後の治療方針を決める際だけでなく、日頃の生活習慣を見直すきっかけとしても役立ちます。